「恋ではなく―― It’s not love, but so where near.」
絵に惹かれて、プレイ。
登場キャラ全てに物語があり、しかも、最後まで描き切ってるし、ボリュームも十分。
最初、林亮輔の妹は、シナリオ作りの動機付けのためのサブキャラとして名前が挙がってるのかと思ったら、立ち絵から一枚絵、そしてキチンとストーリーを作り込んであったし、主人公の昔の同級生としてただ単に名前が挙がってると思ってた堤蓉子も同じく立ち絵から一枚絵、そしてストーリーがしっかり作ってあった...
キャラ別の書き込み量が半端ない。
今まで色んなゲームをやってきたけど、登場キャラ全て、ここまで書き込んであった作品は初めて。
もちろん、その分ボリュームが膨大になっているので、最後までプレイするのはかなり根気が必要だった。
と、書き込み量はピカイチだったんだけど、中身は、何というかみんなウジウジしてる印象ばかり残った。
人間だから、色々と考え、悩み、もどかしい気持ちを抱えているのは分かるんだけど、ゲームでそれを事細かく描写しなくても...と思った<しかも、それがかなり執拗に描かれていた
一人くらい、何も考えないで馬鹿をやるキャラでいても良かったかも。


評価するとなると、なかなか難しい。
どこに重きを置くかで全く評価が変わる作品。
群像劇としてなら10点だけど、エロゲとしてなら5点くらいw
あとは、レトロカメラ好きな人にとっては10点だろうけど、それに興味無い人は3点くらい?w

恋ではなく -It's not love, but so where near. 初回版

恋ではなく -It's not love, but so where near. 初回版