「修理屋さん家の破壊神」

朱門優の話は、なかなか凝ったものが多く、読み解くのが大変なものが多いが、この小説は読みやすかった。
キャラの素性はおいとくとして、最後にはキチンと物語の謎を解き明かすところもポイント高し。
「破壊⇔修理」のくだりはまさにその通りで、直すためにはまず壊すところから、そして壊した数だけ修理のスキルが上がっていくんだよなぁ、と共感。
なかなか着眼点が面白かった。