「彼女は高天に祈らない -quantum girlfriend-」
予想以上の出来だった。
システムとしては、エスクードお決まりの「ADVパート+バトルモード」で進むが、今回のバトルモードは今までで一番やり易かった。
クリアデータを引き継げる修正パッチをあてれば途中で詰まることもなかったし、一度勝利したバトルはスキップできる。
色々とスキルをセットするのが面倒だったら、特殊スキルだけセットしてもそこそこ勝てるという、絶妙な難易度。
ただ、やっぱりというか何というか、エフェクトがもっさりしてるところは相変わらず。
でも、前作と同じで速度調整ツールが使えたので関係ないけどw
あと、いちいち確認メッセージが出るところと、スキップボタンを押さないと既読スキップモードが発動しないのがちょっと面倒だった。


シナリオは読みやすく、とても良かった。
全体のシナリオも良かったけど、セリフの端々に入るギャグとか、セリフ回しとかが特に上手かった。
ライターの地力の高さが窺える。
調べてみたら、ライターは村田咲人(咲人)って人。
25歳とまだまだ若く、新進気鋭のライター。
これから要チェックかもしれない。


キャラもなかなか良かった。
ヒロインのアマテラスは青山ゆかりなんだけど、久しくこういうトーンの声を聞いてなかったので新鮮に感じたし、その他の声優もいい演技をしてた。
その中でも、久延りつか@桐谷華は良いねぇ〜w
っていうか、最近、桐谷華ブレイク中?w
良く見かける。
声質は水橋かおり似なんだけど、水橋かおりの演技と違うところは桐谷華が演じるキャラはとにかく自由に動き回り(←抑揚的な意味で)、聞いてるとつられてニヤニヤしてしまうw


クリア後のスタッフコメントも充実してて、エスクードの本気を感じるw


評価は 10点。
※ただし、速度調整ツールを使った場合w


彼女は高天(そら)に祈らない -quantum girlfriend-

彼女は高天(そら)に祈らない -quantum girlfriend-